柳谷寛 氏(やなぎやかん)
俳優[日本]
2002年 2月19日 死去享年92歳
柳谷 寛(やなぎや かん、1911年11月8日 ‐ 2002年2月19日)は、日本の俳優。
本名同じ。
長男は俳優の柳谷慶寿、次男は数学者・作家の柳谷晃。
来歴・人物=
1911年11月8日、青森県青森市に生まれる。
旧制東奥義塾中等部(現在の東奥義塾高等学校)を経て、日本映画俳優学校卒業後、P.C.L.に入社して映画『坊つちやん』のガキ大将役でデビューする。
1938年にP.C.L.が東宝に改編された後も、同社の作品に多く出演した。
戦後は菅井一郎らの俳優グループ第一協団に所属して、東宝・大映・東映・日活など幅広く活躍。
独特の演技で才能を発揮し、朴訥(ぼくとつ)とした雰囲気を持つ個性派の脇役俳優として知られた。
東映の映画『月光仮面』には五郎八役で全シリーズに出演。
また円谷プロダクション制作の特撮にも出演。
警官・船の乗組員といった様々な役を演じる。
2002年2月19日死去。
90歳没。
出演作品=
映画=
坊つちやん(1935年、P.C.L) - ガキ大将
巨人傳(1938年、東宝) - 安造
上海陸戦隊(1939年、東宝) - 吉川一等水兵
燃ゆる大空(1939年、東宝) - 機附兵
東京の女性(1939年、東宝) - セールスマン
女學生と兵隊(1940年、宝塚映画) - 田中新太郎
旅役者(1940年、東宝) - 中村仙太
指導物語(1941年、東宝) - 班長
馬(1941年、東宝) - 村の青年
ハワイ・マレー沖海戦(1942年、東宝) - 谷本予備少尉
南海の花束(1942年、東宝) - 無電技師
翼の凱歌(1942年、映画配給会社)
モンペさん ……
柳谷寛さんが亡くなってから、22年と290日が経ちました。(8326日)