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佐藤孝行 氏

政治家、元総務庁長官、元衆議院議員[日本]

(ロッキード事件で有罪)

2011年 5月18日 死去享年83歳

佐藤 孝行(さとう こうこう、本名読み:さとう たかゆき、1928年〈昭和3年〉2月1日 - 2011年〈平成23年〉5月18日)は、日本の政治家。
衆議院議員(11期)、運輸政務次官、国務大臣総務庁長官(第20代)、自民党総務会長(第34代)、自由民主党行政改革推進本部長などを歴任した。
来歴・人物= 北海道瀬棚郡北檜山町(現久遠郡せたな町)出身。
旧制函館中学定時制、明治大学政治経済学部政治学科卒業。
政界入り= 自民党の実力者・河野一郎の秘書を経て、1963年の衆院選で旧北海道3区から初当選し以後11期当選(当選同期に小渕恵三・橋本龍太郎・小宮山重四郎・伊東正義・田中六助・渡辺美智雄・藤尾正行・中川一郎・三原朝雄・鯨岡兵輔・西岡武夫・奥野誠亮など)。
その後も、河野率いる春秋会を継承し中曽根派率いる中曽根康弘の腹心として活躍していた。
逮捕= 加藤六月、三塚博らと並んで、「航空族」議員としても知られていたが、運輸政務次官在職中の1972年に、全日空の若狭得治会長から、佐藤が作成中の大型旅客機国内線導入の運輸大臣通達案で全日空に有利な内容を盛り込むよう請託を受け、その謝礼として現金200万円を受領したとして、1976年8月に東京地検によって受託収賄罪で逮捕される。
前月には、田中角栄元首相も逮捕されており、ロッキード事件の「全日空ルート」の中心人物とされた。
同年12月の総選挙では田中角栄、二階堂進ら事件への関与が取りざたされた議員が当選 ……

元自民党衆院議員で総務庁長官を務め、ロッキード事件で有罪判決を受けた佐藤孝行(さとう・こうこう)氏が18日、死去した。83歳だった。北海道出身。葬儀は近親者のみで行う。 河野一郎元建設相の秘書を経て1963年、衆院旧北海道3区で初当選し、政界入り。衆院当選11回。 ロッキード事件で76年、全日空の機種選定に絡んで同社から、運輸政務次官時代に賄賂を受け取ったとして受託収賄罪で起訴された。無罪を主張したが、一、二審で有罪判決を受け、86年に有罪が確定した。 政界では中曽根康弘元首相の側近として知られ、91年に党総務会長に就任。97年の第2次橋本改造内閣で総務庁長官として初入閣したが、世論の反発で、わずか12日間で辞任に追い込まれた。2000年衆院選で落選し、03年に引退表明した。 (2011/05/19-23:20)

佐藤孝行さんが亡くなってから、13年と188日が経ちました。(4936日)