コンスタンティン・ブランクーシConstantin Brâncuşi
彫刻家[ルーマニア]
1957年 3月16日 死去享年82歳
コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brâncuşi, 1876年2月19日 - 1957年3月16日)は、ルーマニア出身の20世紀を代表する独創的な彫刻家である。
20世紀の抽象彫刻に決定的な影響を与え、ミニマル・アートの先駆的作品も残した。
生涯=
1876年2月19日、ルーマニア南西部のオルテニア地方(ワラキア地方の西半分)のゴルジュ県のホビツァに生まれる。
1894年から1898年まで、ワラキア地方のクラヨヴァの美術工芸学校で美術を学ぶ。
1898年から1901年までブカレストの国立美術学校で美術を学んだ後、しばらくは故郷で大工仕事などに従事。
1904年、パリ美術学校に入学し彫刻を学ぶ。
この頃はオーギュスト・ロダンの影響を受けていた。
1907年、ロダンの工房で働く。
ロダンに憧れてはいたものの「大樹の陰では何も育たない」と言ってわずか2ヶ月で去る。
抽象化への転機となる作品『祈る人』を製作。
1908年、『接吻』シリーズ、『マイアストラ』シリーズの制作開始。
写実的方法を離れ、極めて単一で純粋なフォルムの抽象的作品に至った。
1913年、アメリカで最新のヨーロッパ美術を紹介する展覧会「アーモリーショー」に出品。
1924年、代表作『空間の鳥』シリーズを製作開始。
1957年3月16日、パリにて死去。
パリのブランクーシのアトリエ(1920年、エドワード・スタイケン撮影)
作品と人物=
非常に要素を切り詰めた一見してミニマルな作風を持つ。
また、彫刻などが置かれる ……
コンスタンティン・ブランクーシが亡くなってから、67年と250日が経過しました。(24722日)