オーブリー・ビアズリーAubrey Vincent Beardsley
イラストレーター、詩人[イギリス]
1898年 3月16日 死去享年27歳
オーブリー・ヴィンセント・ビアズリー(英語: Aubrey Vincent Beardsley, [ˈɔːbri ˈvinsənt ˈbiəd͡zli], 1872年8月21日 - 1898年3月16日)は、19世紀イギリスのイラストレーター、詩人、小説家。
ヴィクトリア朝の世紀末美術を代表する存在。
悪魔的な鋭さを持つ白黒(モノトーン)のペン画で、耽美主義の鬼才とうたわれたが、病弱ゆえに25歳で死去した。
生涯=
イングランド南部のブライトンに生まれる。
父ヴィンセント・ポール・ビアズリーは金銀細工師の息子。
母エレン・ピット・ビアズリーは軍医ウィリアム・ピットの娘だが、祖先に大ピットがいたという証拠はない。
2人姉弟の長男として生まれたオーブリーは、父方から工芸家としての器用さを受け継ぎ、母方から芸術に対する洗練された趣味を受け継いだ。
稼ぎのないヴィンセントのために、母エレンは音楽教師として働き、オーブリーに文学や音楽の本格的な教育を施した。
幼時から母にピアノを習ったオーブリーは、学校に上がる前からショパンを弾きこなし、音楽の天才と呼ばれた。
姉メイベル・ビアズリーは女優となった。
1878年、ブライトン近郊ハーストピアポイントの寄宿学校ハミルトン・ロッジに入学。
ここで初めて絵を描き始める。
1879年、初めて結核の兆候が現れる。
1881年、病気のためにハミルトン・ロッジを退学。
同年、オーブリーの健康のために、一家でロンドン南郊のエプソムに転居。
1882年、当時ビアズリ ……
オーブリー・ビアズリーが亡くなってから、126年と230日が経過しました。(46252日)