森安なおや 氏(もりやすなおや)
漫画家[日本]
(トキワ荘メンバー)
1999年 5月19日 死去急性心不全享年66歳
森安 なおや(もりやす なおや、1934年〈昭和9年〉11月1日 - 1999年〈平成11年〉5月19日〈推定〉)は、日本の漫画家。
漢字表記は森安 直哉。
本名は森安 直(もりやす ただし) 。
岡山県岡山市出身。
1950年代を中心に活動し、トキワ荘の居住者の一人としても知られる。
作品の多くは『漫画少年』等の雑誌や貸本屋向けの書き下ろし単行本(貸本漫画)に掲載された。
寡作ではあったが、叙情に溢れた繊細なタッチは、漫画家仲間からも評価を受けていた。
来歴=
高校卒業まで=
岡山市内山下元町(現・岡山市北区表町)に生まれる。
生家は果実商である一方、父は国鉄に勤務していた。
男ばかり4人兄弟の末っ子だった。
小学生時代から漫画に親しむようになる。
だが、高学年の頃に母が結核により死去。
加えて、1945年6月29日の岡山大空襲で、家族に死傷者は出なかったものの生家は全焼した。
このため、祖父母の住む吉備町に移る。
父は育児のためにまもなく再婚したが、継母との関係は良好ではなかったとみられている。
1947年、関西中学校(関西高等学校の併設中学校)に入学。
中学時代には、月刊少年雑誌(この時期に創刊されたものも多かった)を読むとともに、自ら漫画を描き始める。
雑誌掲載漫画では特に田河水泡の作品を愛読、模写もした。
雑誌への投稿も始めたが、多くの漫画家志望者が作品を寄せた『漫画少年』には送らなかった。
この点に関して森安は後 ……
森安なおやさんが亡くなってから、25年と187日が経ちました。(9318日)