堤清二 氏(つつみせいじ)
経営者、元 セゾングループ代表、作家・辻井喬[日本]
2013年 11月25日 死去肝不全享年87歳
堤 清二(つつみ せいじ、1927年〈昭和2年〉3月30日 - 2013年〈平成25年〉11月25日)は、日本の実業家、小説家、詩人。
筆名は辻井 喬(つじい たかし)。
学位は博士(経済学)(中央大学・1996年)。
日本芸術院会員、財団法人セゾン文化財団理事長、社団法人日本文藝家協会副理事長、社団法人日本ペンクラブ理事、『歴程』同人、憲法再生フォーラム共同代表、日本中国文化交流協会会長。
西武鉄道取締役、京浜急行電鉄社外取締役、西武流通グループ(後のセゾングループ)代表などを歴任した。
異母弟は西武鉄道グループ元オーナーの堤義明。
経歴=
生い立ち=
1927年、西武グループの創業者堤康次郎と、康次郎の妾(後に本妻)・青山操の間に生まれる。
青山は当時康次郎と内縁関係にあったが(のち入籍)、康次郎は5人の女性との間に5男2女を持つ。
このことは父への反抗につながり、日本共産党入党や文学への傾倒へのきっかけとなっていく。
また「父との確執と、父への理解」は、「小説家・辻井喬」を貫くテーマともなっている。
国立学園小学校、東京府立第十中学校(現・東京都立西高等学校)を経て旧制成城高等学校(現・成城大学)に進学すると、寺内大吉に兄事し、後に「近代説話」の同人となる。
東京大学経済学部入学直後、同級生だった氏家齊一郎などから勧誘を受け日本共産党に入党。
横瀬郁夫のペンネームで積極的な活動を行っていた。
戦時は学徒動員で厚木飛 ……
堤清二さんが亡くなってから、10年と361日が経ちました。(4014日)