井尻千男 氏(いじりかずお)
評論家[日本]
(拓殖大学名誉教授)
2015年 6月3日 死去膵臓がん享年78歳
井尻 千男(いじり かずお、1938年8月2日 - 2015年6月3日)は、日本の評論家、コラムニスト。
拓殖大学名誉教授、拓殖大学日本文化研究所顧問(前所長)。
新しい歴史教科書をつくる会顧問。
概略=
山梨県出身。
立教大学文学部日本文学科卒業後、日本経済新聞社入社。
文化部に勤務し、読書面のコラム『とじ糸』 『活字のうちそと』などのコラムを25年間執筆し、コラムニストとして活動。
1982年7月、月刊誌『Voice』誌上において、佐々木敦というペンネームでコラム「ベストセラー最前線」の執筆を開始。
連載は1991年3月に『流行の言説・不易の思想―ベストセラー書評社会学』、1996年4月に『読書の醍醐味―ベストセラーで読み解く世紀末』としてまとめられている。
日経新聞編集委員を経て1997年に退社。
1997年から2008年まで拓殖大学教授、日本文化研究所長を務め、2010年度まで公開講座「新日本学」を主宰。
また季刊誌『新日本学』を発行。
その他、月刊誌『選択』での連載や、1997年から2002年まで『週刊新潮』にコラム『世間満録』を連載。
日本会議代表委員、明治の日推進協議会代表委員、維新政党・新風講師、国家基本問題研究所評議員長、きょうと青年政治大学校講師などを務める。
小堀桂一郎、入江隆則らと共に4月28日の主権回復記念日の祝日制定を主張しており、毎年同日に主権回復記念国民集会を主宰。
数寄者としても知られ、山梨の四千坪の敷地内に独学で茶室を設 ……
井尻千男さんが亡くなってから、9年と172日が経ちました。(3459日)