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別役実 氏(べつやくみのる)

作家評論家エッセイスト[日本]

2020年 3月3日 死去肺炎享年84歳

別役 実(べっちゃく みのる、べつやく みのる 1937年4月6日 - 2020年3月3日)は、日本の劇作家、童話作家、評論家、随筆家である。
サミュエル・ベケットの影響を受け、日本の不条理演劇を確立した第一人者である。
日本藝術院会員。
理学博士・随筆家の寺田寅彦の姉、駒の曾孫にあたる。
二歳年上の姉がいる。
妻は女優の楠侑子。
一人娘の怜は、イラストレーターのべつやくれいとして活動している。
安岡章太郎は遠戚である。
早大在学中、安保闘争に参加、大学を中退。
劇団「自由舞台」で上演した『象』で注目された。
『マッチ売りの少女』(1966年)と『赤い鳥の居る風景』(1967年)で岸田戯曲賞、『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』(1987年)で芸術選奨文部大臣賞受賞。
評論やエッセイ、童話も書く。
来歴・人物= 1937年、満洲国新京特別市(現中華人民共和国長春市)生まれ。
父親・別役憲夫(1907 - 1945)は満州国の事務官であったが別役実が6歳の時に他界。
終戦後1946年に日本に引き揚げてくる。
はじめ父方の実家がある高知県高知市で寺田寅彦の旧宅(現・寺田寅彦記念館)に住む。
その後小学生のうちに母方の実家のある静岡県清水市、ついで長野県長野市に転居する。
以後高校卒業までは長野に住んだ。
満洲在住時は新京の春光国民学校に入学。
引き揚げ後、高知市立小高坂小学校、清水市立江尻小学校(現・静岡市立清水江尻小学校)、長野市立城山小学校に ……

別役実さんが亡くなってから、4年と263日が経ちました。(1724日)

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