氏家齊一郎 氏(うじいえせいいちろう)
日本テレビ会長[日本]
(元日本民間放送連盟会長)
2011年 3月28日 死去多臓器不全享年86歳
氏家 齊一郎(うじいえ せいいちろう、1926年(大正15年)5月17日 - 2011年(平成23年)3月28日)は、日本のジャーナリスト、実業家。
位階は正三位。
日本テレビ放送網代表取締役会長、日本民間放送連盟会長、読売新聞グループ本社取締役相談役を歴任。
位階は正三位。
読売新聞グループの総帥である渡邉恒雄の盟友として、同グループ内、特に日本テレビにおいて強大な発言力を有していた。
趣味はパソコン。
また、東京都歴史文化財団理事長、東京都現代美術館館長も務めた。
来歴・人物=
古河合名理事を務めた氏家貞一郎の長男として東京に生まれる。
旧制東京高等学校(現:東京大学教育学部附属中等教育学校)で同級生の網野善彦、1年先輩の渡邉恒雄と知り合う。
東京大学在学中、渡邉から勧誘され、日本共産党に入党。
堤清二を党に誘う。
氏家は全学連を作るなどに奔走するが、渡邉が党から除名されたのを受け、氏家も退いた。
共産主義から転向した氏家は、野村證券への就職を決めた。
だが、それを知った渡邉から「おまえはどんなことがあっても新聞記者向きだから来い」と言われ、コインの裏表で読売新聞への入社を決め、経済部に配属となる。
記者時代には、キューバのフィデル・カストロ議長との太い人脈により、北ベトナム国家主席のホー・チ・ミンの死去を全世界にスクープした。
社長の務臺光雄に重用され、1974年に異例の速さで経済部長に昇格すると、 ……
氏家齊一郎さんが亡くなってから、13年と239日が経ちました。(4987日)