林泰男 氏(はやしやすお)
犯罪者、死刑囚、オウム真理教事件実行犯[日本]
2018年 7月26日 死去死刑執行享年62歳
林 泰男(はやし やすお、1957年12月15日 - 2018年7月26日)は、元オウム真理教幹部・元死刑囚。
東京都出身。
ホーリーネームはヴァジラチッタ・イシディンナ。
教団内でのステージは師長だったが、地下鉄サリン事件3日前の尊師通達で正悟師に昇格した。
省庁制が採用された後は、科学技術省次官の一人となる。
地下鉄サリン事件で唯一サリンパックを3つ携帯し一番多くの犠牲者を出した。
同姓の林郁夫(同教団幹部)と縁戚関係は無い。
死刑執行当時の姓は小池。
来歴=
国鉄職員の次男として生まれる。
中学校3年生時に高校受験のため戸籍謄本を取り寄せた際、父親が朝鮮籍で1959年(林が2歳の頃)に帰化していた事実を知り、自身も帰化した。
それによって日本社会の朝鮮人を蔑視する風潮や偏見が自分の心にも存在していたことに対し苦悩する。
祖父は戦前に日本に渡り、在郷軍人会の仕事に就いていたが、祖母とともに北朝鮮の秘密工作船支援の容疑で、日本の公安調査庁の重要監視対象者だった。
父は1950年から国鉄に勤め、1978年に病死後、軍功により勲七等青色桐葉章に叙された。
伯父と叔父は北朝鮮に帰国。
1974年1月、校則が厳しいことを知らず入学した國學院大學久我山高等学校を中退し、東京都立立川高等学校定時制に入学。
高校在学中に電気工事士の資格を取得する。
1983年に工学院大学工学部二部電気工学科で人工知能を研究、成績はトップクラスだった。
在 ……
林泰男さんが亡くなってから、6年と118日が経ちました。(2310日)