仁賀克雄 氏(じんかかつお)
作家、翻訳家[日本]
(海外ミステリーの研究を行う)
2017年 12月22日 死去肝臓がん享年82歳
仁賀 克雄(じんか かつお、1936年12月23日 - 2017年12月22日)は、日本の作家、評論家、英米文学翻訳家・アンソロジスト。
本名、大塚勘治。
ペンネームの由来は本名を逆読みしたもの。
経歴=
神奈川県横浜市生まれ。
神奈川県立横須賀高等学校、早稲田大学第一商学部卒業。
早稲田大学在学中の1957年、江戸川乱歩を顧問に迎えて、ワセダミステリクラブを創設し、幹事長となる。
卒業後は北スマトラ海洋石油資源開発(のちに現在の国際石油開発帝石に合併され消滅)、アラビア石油に勤務する傍ら、創作活動や海外ミステリ/ホラー/SFの研究・翻訳・アンソロジー編集などを行った。
特に切り裂きジャック関連の研究に関しては有名で、日本で唯一のリッパロロジスト(切り裂きジャック研究家)とされる場合がある。
1982年3月、小説「スフィンクス作戦」で徳間文庫発刊記念総額二〇〇〇万円懸賞小説佳作受賞。
時事通信社書評委員の経験もある。
翻訳の下訳者出身の弟子に柿沼瑛子、翻訳学校での弟子に横山啓明、駒月雅子、白須清美、武藤崇恵らがいる。
2017年12月22日、肝臓癌のため死去。
80歳没。
小説作品=
『放課後の殺人者』(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫) 1976.11
『「地獄の火」殺人事件』(講談社) 1995.4
『「ドラキュラ」殺人事件』(講談社ノベルス) 1997.8
「スペース・レインジャー」シリーズ
『白い女神の復讐』(朝日ソノラマ、ソノラマ文庫) 1980
『黒の三角宙域』(朝 ……
仁賀克雄さんが亡くなってから、6年と334日が経ちました。(2526日)