フランシスコ・ザビエルFrancis Xavier
カトリック教会宣教師[スペイン]
(ユリウス暦) 1552年 12月3日 死去享年47歳
フランシスコ・ザビエル(スペイン語: Francisco de Xavier または Francisco de Jasso y Azpilicueta, 1506年4月7日 - 1552年12月3日)は、スペインのナバラ王国生まれのカトリック教会の司祭、宣教師。
イエズス会の創設メンバーの1人。
バスク人。
ポルトガル王ジョアン3世の依頼でインドのゴアに派遣され、その後1549年(天文18年)に日本に初めてキリスト教を伝えたことで特に有名である。
また、日本やインドなどで宣教を行い、聖パウロを超えるほど多くの人々をキリスト教信仰に導いたといわれている。
カトリック教会の聖人で、記念日は12月3日。
敬称として、聖フランシスコ・ザビエル(Saint Francis Xavier)やカタカナ転写した、サン・フランシスコ・ザビエルなどと言われるが、本項では敬称なしで表記する。
名前=
生家のハビエル城は、フランスとの国境に近い北スペインのナバラ王国のハビエルに位置し、バスク語で「新しい家」を意味する「エチェベリ(家〈etxe〉+ 新しい〈berria〉)」のイベロ・ロマンス風訛りで、フランシスコの姓はこの町に由来する。
また、「エチェベリ(家〈etxe〉+ 新しい〈berria〉)」は「Chavier」や「Xabierre」などとも綴られる。
「Xavier」は当時のカスティーリャ語の綴りであり、発音は「シャビエル」であったと推定される。
なお、現代スペイン語では「Javier」と表記され、「ハビエル」と読む。
かつて、日本のカトリック教会では慣用的に「ザベリオ」(イタリア語読 ……