ロバート・ライアンRobert Ryan
俳優[アメリカ]
1973年 7月11日 死去享年65歳
ロバート・ライアン(Robert Ryan, 1909年11月11日‐1973年7月11日)は、アメリカの俳優。
本名はロバート・ブッシュネル・ライアン(Robert Bushnell Ryan)。
生涯=
イリノイ州シカゴに生まれる。
父親は建築会社の重役だった。
ダートマス大学ではスポーツ選手として活躍、特にボクシングでは4年間カレッジ・ヘビー級チャンピオンだった。
卒業後はカウボーイ、水夫、モデル、セールスマン、借金の取り立て屋など職を転々とし、その後はハリウッド・マックス・ラインハルト・シアトリカル・ワークショップで演技を学び、1939年に舞台デビュー。
翌年、端役として映画デビュー、ブロードウェイで経験を重ね、1942年にRKOと契約した。
1949年にロバート・ワイズ監督の『罠』で主人公のボクサーを演じる。
日本ロケのサミュエル・フラー監督の『東京暗黒街・竹の家』では日本人俳優の山口淑子と早川雪洲と共演した。
私生活では赤狩りに真っ向から反対するなどリベラリストであった。
1962年に映画『史上最大の作戦』で政治的にタカ派であったジョン・ウェインと共演した際、スタッフは政治の話を持ち出さないようにかなり気を遣ったというが、本人たちはさほど気まずい関係ではなかったという。
後年はUCLAのシアター・グループに基金を設けるだけでは飽き足らず、自らカリフォルニア州に無宗派の私学校を設立するなど、後進の指導にも熱心に取り組んだ。
晩年は愛妻とほぼ同時にガンを宣告 ……
ロバート・ライアンが亡くなってから、51年と133日が経過しました。(18761日)