大塚周夫 氏(おおつかちかお)
声優[日本]
2015年 1月15日 死去虚血性心不全享年87歳
大塚 周夫(おおつか ちかお、1929年〈昭和4年〉7月5日 - 2015年〈平成27年〉1月15日)は、日本の声優、俳優、ナレーター。
生涯
劇団東芸、劇団俳優小劇場、芸能座などで活動し、その後、A&Eを経て、最後は青二プロダクションに所属していた。
東京アニメアワード2014「アニメ功労部門」を声優として受賞。
生い立ち
東京都世田谷区出身。
4人兄弟であり、父親と兄が彫刻家という芸術一家であった。
周夫が生まれつき体が弱いことを心配した母親と、戦前で情勢が悪化し未成年が繁華街を歩いていると問題になる中、放課後に新宿で遊ぶ口実を作りたいと考えた当時新宿高校に通っていた長兄の2人からダンスを習うように言われ、4歳から新宿区内のダンス教室に通っていた。
小学1年生のころからダンサーを始める。
キャリア
日本学園中学校・高等学校卒業。
当初は上野の美術学校に通うことになっていたが、新宿第一劇場で芝居の実演を見て面白そうだと感じ、役者を志すようになる。
戦争が始まると両親は九州に移り兄は出征したため、周夫は親類に預けられた。
戦争で長兄を亡くし、中学生の時にダンスも中断せざるを得なかった。
その間は工場で飛行機の部品作りの鋳造工をしていた。
戦後中学卒業後も何をしていいかわからず、そんな時に水の江瀧子が劇団たんぽぽをしていたため、見に行っていた。
板の上で気持ちよさそうに歌ったり踊ったりしており、「この世界いいなぁ ……
大塚周夫さんが亡くなってから、9年と311日が経ちました。(3598日)