シャルル・グノーCharles François Gounod
作曲家[フランス]
1893年 10月18日 死去享年76歳
シャルル・フランソワ・グノー(フランス語: Charles François Gounod、1818年6月17日 - 1893年10月18日)は、フランスの作曲家。
カルチエ・ラタン出身。
ゲーテの『ファウスト』第1部に基づく同名のオペラで知られるほか、バチカンの実質的な国歌である『賛歌と教皇の行進曲』を作曲したことや、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻 前奏曲 第1番から伴奏を引用した声楽曲『アヴェ・マリア』(1859年)、『ヒッチコック劇場』で使用された『操り人形の葬送行進曲』(1872年)などを完成させたことでも知られている。
「フランス近代歌曲の父」とも呼ばれ、美しい旋律、色彩感に満ちたハーモニーを伴った優雅でやさしい音楽は今日も広く愛されている。
パリの芸術と音楽に恵まれた家庭に生まれたグノーは、後にパリ音楽院に入学し、ローマ大賞を受賞する。
卒業後彼は音楽研究のために2年間のローマ留学の後、ウィーン、ベルリン、ライプツィヒ等を経由して、イタリアでファニー・メンデルスゾーン、ドイツではフェリックス・メンデルスゾーンに会った。
イタリアではパレストリーナやシスティーナ礼拝堂の古い宗教音楽に影響を与え、1843年にパリに戻った後、一時司祭になることを考えたため彼は、サントゥスタシュ教会の聖歌隊楽長兼教会オルガニストとなった。
1851年に最初のオペラ『サッフォー』を作曲するが、『ファウスト』ほどの大成功をおさめることはできなかった。
この作品 ……
シャルル・グノーが亡くなってから、131年と33日が経過しました。(47881日)