篠弘 氏(しのひろし)
歌人[日本]
2022年 12月12日 死去多臓器不全享年90歳
篠 弘(しの ひろし、1933年3月23日 - 2022年12月12日)は、日本の歌人・近代短歌研究者。
短歌結社「まひる野」代表。
日本現代詩歌文学館館長、日本文藝家協会理事長。
日本ペンクラブ会員。
近現代短歌史研究に功績を残した。
略歴=
出典
東京に生まれる。
1945年旧制東京府立第五中学校(後の東京都立小石川高等学校、現東京都立小石川中等教育学校)入学、谷鼎に6年間師事。
早稲田大学第一文学部国文学科入学。
1951年、大学1年の時土岐善麿に卒業論文を「玉葉集」(京極為兼)とされる。
窪田章一郎に大学院進学を勧められる。
1951年来嶋靖生らと機関誌「早大短歌」を創刊。
早稲田大学短歌会、「まひる野」入会。
小学館に入社。
百科事典などの編集に携わり、「ジャポニカ」のシリーズで一世を風靡。
取締役出版本部長、社長室顧問を歴任する。
1971年、「京極為兼」(土岐善麿、筑摩書房「日本詩人選」)の一部を代筆。
1998年から2008年まで愛知淑徳大学教授。
2001年から2008年まで、現代歌人協会理事長。
日本現代詩歌文学館館長、宮中歌会始の選者、毎日歌壇選者も務める。
1992年、「自然主義と近代短歌」で文学博士(早稲田大学)。
2010年、詩歌人として初めて日本文芸家協会理事長に就任。
2016年までつとめる
2018年、宮内庁御用掛。
2022年12月12日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去。
89歳没。
受賞・叙勲歴=
1955年、「卒業期」で半田良 ……
篠弘さんが亡くなってから、1年と345日が経ちました。(710日)