ジャン=ルイ・トランティニャン 氏Jean-Louis Trintignant
俳優[フランス]
2022年 6月17日 死去享年93歳
ジャン=ルイ・トランティニャン(Jean-Louis Trintignant, 1930年12月11日 - 2022年6月17日)は、フランス・ヴォクリューズ県出身の俳優。
来歴=
法律家を志していたが、20歳を過ぎてから興味を持った演劇やダンスを学び1955年に映画デビュー。
知的で温厚な個性を発揮、数多くの青春映画や犯罪映画に主演、『男と女』や『フリック・ストーリー』などが当たり役となった。
また舞台ではシェイクスピア劇などに出演した。
ミヒャエル・ハネケ、クロード・ルルーシュ、エリック・ロメール、フランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダール、アラン・ロブ=グリエ、ベルナルド・ベルトルッチ、エンキ・ビラル、パトリス・シェローら玄人好みの映像作家的な監督らと多数組み、代表作を残す。
中でも『アンジェリク』シリーズ、『殺しが静かにやって来る』、『男と女』、『悲しみのヴァイオリン』などが知られている。
またカルト的支持の高いSF映画『バンカー・パレス・ホテル』、人間群像劇『愛する者よ、列車に乗れ』で主演を務めた。
昨今に至っても衰えを知らず、齢70を過ぎても活躍していた。
2018年に前立腺がんと診断されたが、治療を拒んでいた。
そのためか、2021年11月の段階では視力も衰え、歩行もままならないほど衰えていた。
そして2022年6月17日、 ガール県ユゼスにある自宅で家族に看取られながら静かに息を引き取った。
91歳没。
私生活=
叔父はF1レーサーのモーリス・ ……
ジャン=ルイ・トランティニャンさんが亡くなってから、2年と157日が経ちました。(888日)