ドン・ニューカム 氏Donald Newcombe
元メジャーリーガー[アメリカ]
(初のサイヤング賞投手で、1962年には中日で打者としてプレー)
2019年 2月19日 死去享年94歳
ドナルド・ニューカム(Donald Newcombe、1926年6月14日 - 2019年2月19日)は、アメリカ合衆国・ニュージャージー州マディソン出身の元プロ野球選手(投手、外野手)。
右投げ左打ち。
愛称は「ニューク(Newk)」で、中日ドラゴンズでの登録名でもあった。
サイ・ヤング賞の初代受賞者としても知られている。
経歴=
プロ入りとニグロリーグ時代=
1944年から1945年までニグロリーグのニューアーク・イーグルスでプレー。
ドジャース時代=
1946年にブルックリン・ドジャースと契約。
1949年5月20日にメジャーデビューを果たし、メジャー初の黒人投手となった。
ジャッキー・ロビンソン、ロイ・キャンパネラ、ラリー・ドビーと共に黒人選手として初めてオールスターゲームに選出された。
最終的にリーグ最多の5完封を含む17勝8敗・防御率3.17で新人王を受賞した。
1950年は19勝、1951年は20勝を挙げるなど勝ち星を延ばしていく。
当時、ドジャースには、ニューカムのほか、ジャッキー・ロビンソン、ロイ・キャンパネラ、ダン・バンクヘッドの4人の黒人選手がいたが、激しい人種差別に晒される。
人種に纏わるヤジは勿論、強打者であったロビンソンやキャンパネラは頻繁にビーンボールに襲われたため、ニューカムは頼まれてしばしば報復のビーンボールを投げることもあったという。
1952年から2年間は朝鮮戦争に従軍しチームを離れる。
1954年に復帰。
1955年には20勝5敗を記録した。
プレーオ ……
ドン・ニューカムさんが亡くなってから、5年と276日が経ちました。(2102日)