長谷邦夫 氏(ながたにくにお)
漫画家[日本]
2018年 11月25日 死去鬱血性心不全享年82歳
長谷 邦夫(ながたに くにお、1937年4月7日 - 2018年11月25日)は、日本の漫画家、漫画評論家、小説家、エッセイスト、詩人、作詞家、元大垣女子短期大学・椙山女学園大学・中京大学・宇都宮アート&スポーツ専門学校等の講師。
元日本マンガ学会理事。
赤塚不二夫の長年のブレーン役。
パロディ漫画におけるパイオニアとして知られる。
日本の教育における漫画学科の草創期から関わっている人物でもある。
概要=
石森章太郎主宰の東日本漫画研究会の同人として、赤塚不二夫とデビュー前から交流していた。
彼らがトキワ荘に入居すると通い組として参加。
もともと現代詩を書く文学青年でもあり、江戸川邦生名義で小説も発表した。
また、SF同人誌『宇宙塵』の初期からの会員でもあった。
他に1974年、井上陽水『氷の世界』収録曲「桜三月散歩道」(元来は『まんがNo.1』の付録のソノシートのために作成された曲)の作詞で日本作詩大賞LP賞を受賞した。
1970年代は山下洋輔トリオとの交友も深く、タモリが上京して初めて芸を披露した場面にも立ち会っている。
のちに所属したフジオプロでは、アイデアマン・作画などを担当し、『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』『天才バカボン』『もーれつア太郎』『ギャグゲリラ』など主要作品の全てに関わる。
また、赤塚のアメリカ取材(『MAD』編集部への往訪)や赤塚が企画した写真漫画(『週刊少年サンデー』掲載。
アクターとして ……
長谷邦夫さんが亡くなってから、5年と362日が経ちました。(2188日)