伊藤成彦 氏(いとうなりひこ)
政治学者、文芸評論家[日本]
2017年 11月29日 死去老衰享年87歳
伊藤 成彦(いとう なりひこ、1931年10月24日 - 2017年11月29日)は、日本の政治学者、文芸評論家。
中央大学名誉教授。
来歴=
1931年10月24日、石川県金沢市に生まれる。
東京大学文学部ドイツ文学科卒業。
在学中は東京大学新聞の編集長を務めていた。
東京大学大学院で国際関係論、社会運動・思想史を専攻する。
修士・博士課程修了。
1973年中央大学商学部教授。
1980年9月ローザ・ルクセンブルク研究国際協会を設立(1985年、「ローザ・ルクセンブルク国際協会」に改称)。
2002年中央大学名誉教授。
2017年11月29日、死去。
思想・発言=
1968年2月金嬉老事件の際、鈴木道彦や日高六郎、中嶋嶺雄、中野好夫らと共に金嬉老を訪ね会見し、涙を流している。
→詳細は「金嬉老事件 § 備考」を参照
1970年には雑誌『文学的立場』に拠り、「内向の世代」批判を展開した。
1989年、「朝鮮政策の改善を求める会」の世話人となる(他の世話人は宇都宮徳馬、鯨岡兵輔、隅谷三喜男、田英夫、土井たか子、長洲一二、伏見康治、安江良介、和田春樹ら)。
2005年4月、内田雅敏、五島昌子、土井たか子、筑紫建彦、吉武輝子らと「軍縮市民の会」を結成。
2009年11月13日、朝日新聞東京本社で開催された大韓民国第15代大統領金大中の追悼式で、和田春樹と共に追悼の辞を述べた。
「日朝国交正常化交渉の中断は、日本側が共和国(北朝鮮)にたいして、核疑惑や大韓航空機爆破犯の女性の日本語教 ……
伊藤成彦さんが亡くなってから、6年と357日が経ちました。(2549日)