津島佑子 氏(つしまゆうこ)
作家[日本]
2016年 2月18日 死去肺がん享年70歳
津島 佑子(つしま ゆうこ、1947年3月30日 - 2016年2月18日)は、日本の小説家。
本名は津島 里子(つしま さとこ)。
東京都北多摩郡三鷹町(現在の三鷹市)生まれ。
太宰治と津島美知子の次女。
実姉は元衆議院議員で厚生大臣を2度務めた津島雄二の妻・津島園子。
作家・太田治子は異母妹、衆議院議員・津島淳は甥にあたる。
白百合女子大学英文科を卒業した。
『謝肉祭』で文壇に登場した。
父、兄、長男との死別から「不在の者」をモチーフに、人間関係における孤絶と連帯の実相を追求し、高い評価を受けた。
現代文学(昭和後期から平成)を代表する作家の一人である。
また、作品は英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・オランダ語・アラビア語・中国語などに翻訳されており、国際的にも評価が高い。
来歴・人物=
1歳のとき父を失い、母子家庭に、さらに12歳のとき3歳上の実兄が病没し、母・姉と"女系家族"に育つ。
白百合学園中学校・同高等学校を経て、1966年、白百合女子大学文学部英文科に進学。
在学中、ガリ版同人誌『よせあつめ』を創刊。
処女作『手の死』『夜の……』を発表。
同年「文芸首都」会員となる。
1967年、成人式を迎えるに際して山梨県の富士五湖を訪れ、父の文学碑を見る。
白百合大学大学卒業後、1969年4月、明治大学大学院(英文学専攻)に入学
津島佑子さんが亡くなってから、8年と277日が経ちました。(3199日)