湯浅憲明 氏(ゆあさのりあき)
映画監督[日本]
2004年 6月14日 死去脳梗塞享年72歳

湯浅 憲明(ゆあさ のりあき、1933年9月28日 - 2004年6月14日)は、映画監督やテレビ番組の監督やディレクターである。
人物=
東京都世田谷区赤堤に生まれる。
祖母は初期の新派劇女優で、映画にも出演した東日出子。
父は松竹蒲田・日活・大映と移り、戦後は東横映画・大映で活躍した俳優の星ひかる、叔父は映画監督の島耕二という演劇一家に育った。
このため、湯浅自身も幼少期は子役として芸能界にデビューしており、帝国劇場での野口英世に関する劇を皮切りに、佐伯英正による原作を叔父の島耕二が監督で映画化した『出征前十二時間』、『前線へ送る夕』などのNHK系の放送劇などに出演していた他、出演作ではあるが戦争の影響で公演が中止になった作品として『フクちゃん南方へ行く』がある。
また、叔父・島耕二の作品であり後に「ガメラシリーズ」とも関係性を有する事になる『宇宙人東京に現わる』にもエキストラとして出演している。
一方で、醜聞(不倫)の多い環境で育ったことに悩んだ湯浅自身は役者になるという志を持ったことはなく、映画監督になってからも恋愛を題材にした作品を監督することはなかった。
また、父の星ひかるは後に憲明が特撮監督を務めた『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』に出演している。
恰幅がよく丸顔でもあり『ガメラ創世記 -映画監督・湯浅憲明-』によると、『大怪獣ガメラ』の撮影時に島耕二からは「ガメラはぬいぐるみじゃなくて、湯浅監 ……
湯浅憲明さんが亡くなってから、20年と337日が経ちました。(7642日)