本郷功次郎 氏(ほんごうこうじろう)
俳優[日本]
2013年 2月14日 死去心不全享年76歳
本郷 功次郎(ほんごう こうじろう、1938年2月15日 - 2013年2月14日)は、日本の俳優。
岡山県岡山市出身。
岡山県立岡山朝日高等学校、立教大学文学部英米文学科を卒業。
妻は古城都。
次男は俳優の本郷壮二郎。
来歴・人物=
岡山県岡山市表町(現在の岡山市北区表町)に金物屋の次男として生まれる。
大学では柔道部に所属。
叔母が黒帯を締めた本郷の写真をいつも持ち歩いていて、たまたま叔父の友人だった大映の重役・松山英夫の目に留まる。
大映では藤田進や菅原謙二に続く柔道スターを探していたため、松山がその写真を叔母から借りて、社長の永田雅一に見せたところ「すぐに連れてこい」となった。
本郷は冗談めかしてその時のことを「拉致された」と笑っている。
大映本社で松山と監督・市川崑に面接されたが、市川を知らず俳優になるつもりもなかったので、「日本映画はつまらないから観ません」とはっきり断ったが「どうしてもやってくれ」と説得され、最終的に「柔道映画なら仕方がない」と引き受けたという。
大映演技研究所に入所し、第12期大映ニューフェイスとして1958年に入社、『講道館に陽は上る』(1959年)で菅原謙二に次ぐ準主役として映画デビュー。
柔道家の役は、このほかにも千葉真一主演映画『空手バカ一代』(1977年)で演じており、作中ではプロレスラーのエディ・サリバンや鶴見五郎を相手に柔道技を披露した。
『講道館に陽は上る』で行われた ……
本郷功次郎さんが亡くなってから、11年と280日が経ちました。(4298日)