イジドール・イザーク・ラービ 氏Isidor Issac Rabi
物理学者[アメリカ]
(ノーベル物理学賞受賞)
1988年 1月11日 死去享年91歳
イジドール・イザーク・ラービ(Isidor Isaac Rabi [ˈrɑːbi]、1898年7月29日 - 1988年1月11日)は、アメリカ合衆国の物理学者。
MRIに使われる核磁気共鳴を発見したことにより1944年にノーベル物理学賞を受賞した。
マイクロ波レーダーや電子レンジで使われる空洞マグネトロンの研究を行った最初のアメリカの科学者の1人でもある。
通称はI・I・ラービ(I. I. Rabi)。
人物=
ガリツィアのリマヌフ(ポーランド語版、英語版)で伝統的なポーランド系ユダヤ人の家に生まれ、赤ん坊のときにアメリカに移りニューヨークのロウアー・イースト・サイドで育った。
電気工学の学生としてコーネル大学に入学したがすぐに化学に変更した。
その後物理学に興味を持つようになった。
コロンビア大学で研究を続け、ある結晶の磁化率に関する論文で博士号を授与された。
1927年、ヨーロッパへ行き当時トップの物理学者の多くと出会い研究を行った。
1929年、アメリカへ戻り、コロンビア大学から教員の職を得た。
グレゴリー・ブライトと共同でブライト・ラービ方程式を開発し、原子核の性質を確認するためにシュテルン=ゲルラッハの実験を修正できると予測した。
原子の磁気モーメントと核スピンを識別するために核磁気共鳴を用いる技術により、1944年にノーベル物理学賞を受賞した。
核磁気共鳴は原子核物理学および化学における重要な道具となり、さらにその後に起きた核磁気共鳴画像法の開発は医学の ……
イジドール・イザーク・ラービさんが亡くなってから、36年と315日が経ちました。(13464日)