秋山駿 氏(あきやましゅん)
文芸評論家[日本]
2013年 10月2日 死去食道がん享年84歳
秋山 駿(あきやま しゅん、1930年〈昭和5年〉4月23日 - 2013年〈平成25年〉10月2日)は、日本の文芸評論家、日本藝術院会員。
位階は従四位。
本名は駿(すすむ)。
来歴・人物=
東京府池袋出身。
旧制東京都立第十中学校(現・東京都立西高等学校)を経て、1948年に旧制第二早稲田高等学院入学、翌年学制改革により新制早稲田大学第一文学部仏文科に移り、1953年に卒業する。
1956年6月、報知新聞社に入社。
1960年「小林秀雄」で『群像』第3回新人文学賞評論部門受賞。
評論「内部の人間」「想像する自由」(いずれも1963年発表)などを、久保田正文や三島由紀夫に激賞された。
1979年から1993年まで東京農工大学教授、1997年から武蔵野女子短期大学・武蔵野女子大学教授。
1997年に日本芸術院会員。
2001年同大学を定年退職。
2002年客員教授を務めた。
2004年11月、旭日中綬章を受章。
2013年10月2日に食道がんのため死去。
83歳没。
「石ころ」が秋山駿の批評のキーワードだと言われる。
目の前の石ころから発想するのである。
秋山 駿氏(あきやま・しゅん=文芸評論家)2日午後10時29分、食道がんのため東京都西東京市の病院で死去、83歳。東京都出身。自宅は西東京市谷戸町1の22の1の1414。葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は妻法子(のりこ)さん。 早大卒。人間の内面に迫る思索的な批評やエッセーで知られた。「信長」で毎日出版文化賞と野間文芸賞、ドストエフスキーをめぐる「神経と夢想」で和辻哲郎文化賞。他の著書に「人生の検証」「私小説という人生」など。日本芸術院会員。野間文芸賞、川端康成文学賞などの選考委員も務めた。
秋山駿さんが亡くなってから、11年と50日が経ちました。(4068日)