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渡辺淳一 氏

作家[日本]

2014年 4月30日 死去前立腺がん享年82歳

渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち、1933年(昭和8年)10月24日 - 2014年(平成26年)4月30日)は、日本の作家。
北海道空知郡上砂川町朝陽台出身。
1958年札幌医科大学医学部卒業。
同講師。
医学博士。
初め医療現場を舞台とした社会派小説や伝記小説、恋愛小説を数多く手がけて人気を博した。
その後、『化身』『うたかた』『失楽園』『愛の流刑地』など濃密な性描写の恋愛小説で、1980年代から90年代にかけて耳目を集めた。
エッセイも多く『鈍感力』が流行語になった。
来歴= 父の鉄次郎(1907年生)は数学教諭で、母のミドリ(1907年生)は歌志内市最大の商家渡辺家の末娘である。
渡辺は母方の姓で、父が札幌工業高等学校教諭となったことをきっかけに札幌市に定住した。
本籍地を札幌市中央区南7条西22丁目に置いた。
札幌第一中学校在学中の1947年に、国語教諭の中山周三の影響で文学に関心を持ち始める。
在学中に学制改革により旧制中学が廃止され、新制札幌南高校へ移行する。
札幌高等女学校から転入した加清純子と同級生となる。
札幌南高校卒業後、北海道大学理類で学び教養課程修了後に札幌医科大学医学部へ進む。
河邨文一郎が部長を務める医大文芸部に所属する。
1957年より同人誌「凍檣」に参加。
他の同人に高橋揆一郎や寺久保友哉など。
1959年の「くりま」第6号に発表した『境界』が北海道新聞社「道内文芸同人誌優秀作」に選ばれ、荒正人に評価される。< ……

渡辺淳一さんが亡くなってから、10年と205日が経ちました。(3858日)

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