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大河内昭爾 氏(おおこうちしょうじ)

文芸評論家[日本]

(武蔵野大学名誉教授・日本近代文学)

2013年 8月15日 死去腎不全享年86歳

大河内 昭爾(おおこうち しょうじ、1928年3月7日 - 2013年8月15日)は、日本の文芸評論家、武蔵野大学名誉教授。
専攻は日本近代文学の研究、特に日本近代文学への仏教の影響(他力思想の影響について)及び近代日本文学と風土との関わりについての研究。
人物= 鹿児島県鹿児島市生まれ(本籍宮崎県都城市)。
丹羽文雄主宰の同人誌『文学者』に所属して評論を書いた。
同じ雑誌の吉村昭とは親友関係。
1981年から2008年12月号まで雑誌『文學界』の同人誌評を担当し、現代文学に取り組む全国の多くの文学愛好者への指導的役割、作品誕生への励ましを続け、新たな書き手として村田喜代子ら多くの作家の誕生を手助けした。
雑誌『食食食』(みき書房)、『食の文学館』(紀伊国屋書店)など文学と食を結ぶ季刊誌を主宰して、風土と食の文学の研究を20年以上継続。
『季刊文科』(紀伊國屋書店発刊、現在鳥影社刊)を秋山駿、勝又浩、松本徹、松本道介、吉村昭とともに創刊し、編集責任者として現代文学の伝統的正当性を主張し続けて45号に至る。
略歴= 1947年 旧制鹿児島県立第二鹿児島中学校(現・鹿児島県立甲南高等学校)卒業(鹿児島二中時代は剣道部主将) 1948年 旧制第二早稲田高等学院入学 1953年 早稲田大学第一文学部国文専修卒業、嘉悦学園嘉悦女子高等学校教諭 1960年 武蔵野女子学院短期大学講師 1963年 助教授 1965年 武蔵野女子大学文学部助教授 1970年10月 武蔵野女子大学文学部教 ……

大河内昭爾さんが亡くなってから、11年と98日が経ちました。(4116日)

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