芸能人・経営者のおくやみ情報

鮫島純子 氏(さめじますみこ)

エッセイスト[日本]

2023年 1月19日 死去享年102歳

鮫島 純子(さめじま すみこ、1922年〈大正11年〉9月26日 - 2023年〈令和5年〉1月19日)は、日本の著述家、絵本作家。
戦中戦後の体験、ポジティブな生き方などを綴った著作で知られる。
日本資本主義の父とされる実業家・渋沢栄一の孫にあたり、2024年発行の新一万円札に用いられた渋沢栄一の肖像画の確認を行った。
人物= 生い立ち 1922年、東京・滝野川町西ケ原(現・東京都北区西ケ原)に、渋沢栄一の三男で実業家の渋沢正雄と、備前岡山藩9代目藩主池田茂政の次女 鄰子 の間に生まれる。
名前の「純子」は祖父・栄一による命名であり、本人は「この名前を書くたびに心の純度を保ちたいと思った」と語っている。
幼少期には、祖父が暮らす飛鳥山邸を頻繁に訪れ、頭をなでられたり飴をもらったりするなど、穏やかな交流を重ねた。
栄一は彼女が10歳の頃に死去し、後年、純子は「生前の祖父に抱きしめられた記憶を持つ、ほとんど最後の世代の孫」と述懐している。
女子学習院を卒業後の1942年、後に500円札の肖像となる岩倉具視の孫、鮫島員重と結婚し、のちに男子3人をもうける。
披露宴の最中に川崎への初の焼夷弾投下が起こり、花嫁衣装のまま防空壕へ避難した。
この時の仲人は鈴木貫太郎夫妻だった。
戦時中は夫の勤務先である名古屋に移り住み、乳児二人を抱えながら空襲を経験した。
家政婦として住み込んでいた少女と二人で焼夷弾の火を消し止めるなど、周囲の助けを得て ……

鮫島純子さんが亡くなってから、2年と323日が経ちました。(1054日)

推定関連画像