ブリジット・エンゲラー 氏
ピアニスト[フランス]
2012年 6月23日 死去享年59歳
ブリジット・エンゲラー(Brigitte Engerer, 1952年10月27日 - 2012年6月23日)は、チュニジア出身のフランスのピアニスト。
経歴=
チュニスの生まれ。
前夫ヤン・ケフェレック(Yann Queffélec)は有名な作家であり、その姉のアンヌ・ケフェレックはピアニスト仲間で、ラ・フォル・ジュルネやラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭で一緒に出演している。
3歳からピアノを始め、9歳でシャンゼリゼ劇場でデビューを飾る。
11歳でフランスに移りパリ音楽院でリュセット・デカーヴの指導を受けた。
15歳でパリ音楽院で満場一致の一等賞を獲得する。
1969年のロン=ティボー国際コンクールのピアノ部門で第6位を獲得し、モスクワ音楽院に招かれてスタニスラフ・ネイガウスの下で五年間研鑽を積んだ。
その後、1978年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位となった。
カラヤンに見出され、1982年に、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の創立100周年記念ガラ・コンサートに出演して以降、国際的なピアニストとして活躍していた。
晩年は、四手のピアノや二台のピアノの作品でボリス・ベレゾフスキー (ピアニスト)とペアを組んでいた。
レパートリーは広かったが、フランツ・リストやシューベルトの録音が多い。
パリで癌により死去。
ブリジット・エンゲラー氏(フランスのピアニスト)AFP通信が代理人の話として報じたところでは、23日、パリ市内で死去、59歳。5月に予定していた来日公演を病気のため中止していた。 チュニジア生まれ。4歳でピアノを始め、パリの国立高等音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。チャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどで入賞。日本を含む多くの国でオーケストラと共演した。 6月12日、50年前に初めて演奏したパリのシャンゼリゼ劇場で最後のコンサートを開いた。元夫は仏人気作家ヤン・ケフェレック氏。(パリ時事)
ブリジット・エンゲラーさんが亡くなってから、12年と151日が経ちました。(4534日)