イザベル・カロ 氏
元モデル[フランス]
(拒食症啓発キャンペーンポスターにヌード掲載)
2010年 11月17日 死去享年28歳
イザベル・カロ(Isabelle Caro、1982年9月12日 - 2010年11月17日)はフランスの女性モデル。
写真家オリヴィエロ・トスカーニによって撮影され、議論の的となったイタリアの反拒食症キャンペーンのポスター「No Anorexia(拒食症はダメ)」にヌードで出演し、脊椎と頬骨の浮き出た体を晒して有名になった。
このポスターは、イタリアでは広告監視機関によって使用が禁止された。
フランスでは、国内企業にこの広告を使用しないよう通達が出た。
来歴=
13歳から深刻な神経性無食欲症を患っており、病因は少女時代の辛苦であった。
フジテレビのバラエティ番組『ベストハウス123』で明かした所によると、母マジェリーンとその浮気相手ジョゼフの間に生まれた。
浮気が本夫に発覚して、ジョゼフと離れ離れになった母は、ジョゼフがカロに対して言った「小さくて可愛い」という言葉を思い出し、カロが小さいままでいれば、いつかジョゼフが戻ってくると思った。
それから、母はカロの成長を望まなくなった。
カロは常に小さい服を着させられ、8歳までオムツの着用を強要された。
外気が成長を促進させると信じた母によって8年間、自宅で軟禁された。
母親からの洗脳により、身体の成長を恐れたカロは12歳の頃に食べたものを吐くようになった。
これが、拒食症の始まりだった。
CBS放送の番組『ザ・インサイダー』に出演した際に、障害が最もひどかった時には、身長165cmに対して、体重がわず ……
イザベル・カロさんが亡くなってから、14年と4日が経ちました。(5118日)