森山周一郎 氏(もりやましゅういちろう)
俳優、声優[日本]
2021年 2月8日 死去肺炎享年88歳
森山 周一郎(もりやま しゅういちろう、本名:大塚 博夫(おおつか ひろお)、1934年〈昭和9年〉7月26日 - 2021年〈令和3年〉2月8日)は、日本の俳優、声優、ナレーター。
愛知県出身。
俳優として舞台やテレビドラマなどに出演する一方、渋みのある低い声質から声優としても活躍した。
略歴
生い立ち
愛知県名古屋市生まれ。
小学4年生から高校卒業まで犬山市に疎開する。
愛知県立犬山高等学校卒業。
在学時は野球部に所属しプロ野球選手を目指していたが、先輩である本多逸郎の縁で実現した中日ドラゴンズとの練習試合で、当時の主力選手だった西沢道夫、児玉利一、杉山悟らの前に滅多打ちにされその夢を断念。
野球の次に好きだった映画の道へ進むことを決意したという。
カメラマン志望から俳優の道へ
1953年3月に上京。
当初は映画カメラマンになることを志望していたが、日本文化協会の募集に応募した際、試験官だった巖金四郎から「変わった声をしてるね」と言われたことで役者の道に進む。
カメラマンの学校を出ても、18歳くらいにはカメラは触らせてもらえず、ケーブルをさばいたりするだけのアシスタントしかやらせてもらえないことから、面白くなく、「撮る方をやるのなら、撮られる方を勉強しても間違いはないんじゃないか」と思って役者の勉強を始めたという。
俳優座の養成所に入るために予備校に半年ほど通い、劇団東芸の『蟻の街の奇蹟』を見て感銘を受け、 ……
森山周一郎さんが亡くなってから、3年と286日が経ちました。(1382日)