フレドリック・マーチFredric March
俳優[アメリカ]
1975年 4月14日 死去享年79歳
フレドリック・マーチ(Fredric March, 本名: Ernest Frederick McIntyre Bickel, 1897年8月31日 - 1975年4月14日)は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身の俳優。
スマートな紳士からハイド氏まで演じられる広い芸幅と、端正なルックスを併せ持ち、主にパラマウント映画で活躍した。
1931年の『ジキル博士とハイド氏』、また1946年には『我等の生涯の最良の年』で2度のアカデミー主演男優賞に輝いた。
生涯=
元来子どもの頃から芝居好きで、14歳でアマチュア劇団に参加する。
ラシーン・ハイスクールを経て、ウィスコンシン州立大学に入学し、経済学を専攻するも、折からの第一次世界大戦によって砲兵隊に中尉として従軍。
帰還後は同校を卒業。
この頃からジョン・バリモアに憧れて本格的に俳優を目指すようになる。
1920年にナショナル銀行の行員となるが、結局は俳優の夢を捨てきれず、盲腸の手術をうけたこともあって、銀行を退職して病院の臨時職員を勤めながら、モデルや舞台の端役出演などで暮らしていた。
映画も1921年の『浮世を茶にして』などにエキストラ出演する。
当初はフレドリック・バイケルの芸名だったが、1924年の初めにフレドリック・マーチに改名する。
なお芸名は母親の旧姓「Marcher」から。
1927年にはついに主役を演じるようになり、シアター・ギルドをへてバリモア一家の一人としてウェスト・コースト劇団で活躍、憧れのジョン・バリモアとも競演を果たす。
トーキー映画 ……
フレドリック・マーチが亡くなってから、49年と222日が経過しました。(18119日)