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渡辺京二 氏(わたなべきょうじ)

思想史家・日本近代史[日本]

2022年 12月25日 死去老衰享年93歳

渡辺 京二(わたなべ きょうじ、1930年8月1日 - 2022年12月25日)は、熊本市在住の日本の思想史家・歴史家・評論家。
幕末・明治期の異邦人の訪日記を網羅した『逝きし世の面影』が著名。
来歴= 日活映画の活動弁士であった父・次郎と母・かね子の子として京都府紀伊郡深草町(現:京都市伏見区深草)に生まれる 。
誕生日は8月1日となっているが、これは出生届の提出時に父が間違えたもので、実際の誕生は9月1日という。
1938年(昭和13年)、当時大陸で映画館の支配人をしていた父を追って中華民国・北京に移住、その二年後に大連に移り、南山麓小学校から大連第一中学校へ進む。
1947年(昭和22年)、大連から日本に引揚げ、戦災で母の実家が身を寄せていた菩提寺の六畳間に寄寓する。
旧制熊本中学校に通い、1948年(昭和23年)に日本共産党に入党する。
同年第五高等学校に入学するが、翌1949年(昭和24年)結核を発症、国立結核療養所に入所し、1953年(昭和28年)までの約四年半をそこで過ごした。
1956年(昭和31年)、ハンガリー事件により共産主義運動に絶望、離党する。
法政大学社会学部卒業。
書評紙日本読書新聞編集者、河合塾福岡校講師を経て、河合文化教育研究所主任研究員。
2010年には熊本大学大学院社会文化科学研究科客員教授に就いた。
2022年12月25日死去。
92歳没。
著述= 1998年に、近世から近代前夜にかけてを主題とし、幕末維新に訪日した外国人たちの滞在記 ……

渡辺京二さんが亡くなってから、1年と332日が経ちました。(697日)

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