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村上芳正 氏(むらかみよしまさ)

装丁家[日本]

2022年 11月8日 死去享年101歳

村上 芳正(むらかみ よしまさ、1922年(大正11年)5月11日 - 2022年(令和4年)11月8日)は、日本の装幀家、挿画家、イラストレーター。
三島由紀夫、澁澤龍彦作品の装幀や、沼正三の『家畜人ヤプー』の装幀装画を手がけ、緻密な線画と点描を用いた独特の画風で知られる。
略歴= 1922年(大正11年)5月11日、長崎県長崎市に生まれる。
1935年(昭和10年)長崎海星中学校に入学するも、1937年(昭和12年)に中退。
翌年長崎三菱製鋼所入社。
1942年(昭和17年)招集。
終戦後、台湾に抑留されるが1947年(昭和22年)4月に帰郷。
長崎三菱製鋼所に再就職。
1950年(昭和25年)に地元劇団に参加。
三島由紀夫に作品の上演許可願いを出し、許可をもらう。
1951年(昭和26年)に会社の人員整理により退職。
上京するものの演劇仲間を頼る生活となる。
このころ、イラストや似顔絵を描くアルバイトをする。
子供の頃から絵は好きであったが、本格的な勉強は受けておらず、師もいない独学である。
1953年(昭和28年)に鈴木悦郎よりひまわり社を紹介され、「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」のカットや挿絵を描くようになる。
このころの画風は中原淳一に影響されていたという。
1958年(昭和33年)に『まつり』で第43回二科展に初入選。
以後第47回まで5回連続で入選を果たすが、耐乏生活のためその後の参加は諦める。
1961年(昭和36年)、芝居仲間より三島由紀夫舞台の演出家松浦竹夫の知己 ……

村上芳正さんが亡くなってから、2年と13日が経ちました。(744日)

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