バーナード・スレード 氏Bernard Slade
劇作家[カナダ]
2019年 10月30日 死去享年90歳
バーナード・スレード(Bernard Slade, 1930年5月2日 - 2019年10月30日)は、カナダ出身の劇作家、脚本家である。
なお、日本での舞台上演時はバーナード・スレイドと表記される[1]。
人物=
オンタリオ州セントキャサリンズ生まれ。
両親はイギリスからの移民であったが、スレードの誕生と前後して世界恐慌が始まり、一家でイギリスに戻った。
しかし今度はイギリスが戦火に巻き込まれ、転居を繰り返した後、1948年に再びカナダに移住した。
こうした状況に加えて両親の流浪癖もあり、転校の多い少年時代を送った。
成年後は一般の職に就いては辞め、俳優として活動していた。
1953年に結婚の後、オンタリオ州バインランドでガーデンセンター劇場という名の自前の劇場を持ったが、短期間で赤字を出した。
1960年中頃にハリウッドに移り、シットコムの作家として活動を始めた。
この頃の作品に『奥さまは魔女』がある。
ABCの依頼で制作した『かわいい妻ジュリー』はニール・サイモンの『裸足で散歩』と同様の主題を扱った作品で、エレベーターのないアパートの、窓もなく、ただ屋上からのサンフランシスコの街の眺望だけがある部屋で暮らす若いカップルの生活を描いた内容である。
翌年にはサリー・フィールド演じる若い見習い修道女が空を飛ぶ『いたずら天使』を制作、さらに実在のバンド「カウシルズ」をモデルとした『パートリッジ・ファミリー』や、演劇『アビーの白薔薇』に触発 ……
バーナード・スレードさんが亡くなってから、5年と23日が経ちました。(1849日)