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湯浅年子 氏(ゆあさとしこ)

物理学者[日本]

1980年 2月1日 死去享年72歳

湯浅年子 - ウィキペディアより引用

湯浅 年子(ゆあさ としこ、1909年12月11日 - 1980年2月1日)は日本出身の物理学者である。
パリのコレージュ・ド・フランス原子核化学研究所、CNRS(フランス国立中央化学研究所)などで研究した。
日本国外で活動した初の日本人女性物理学者といわれる。
経歴= 幼少時代= 東京都上野に生まれる。
7人兄弟の6番目で、生家には両親や兄弟の他に、乳母や数名の女中、書生がおり、多人数で暮らしていた。
年子の父は福井県出身で、帝国大学工科大学(現在の東京大学工学部)機械工学科を卒業し、農商務省の特許局に勤務していた湯浅藤市郎で、退職後に自宅で自動製糸機の発明に没頭し、世界で初めて「完全自動製糸機」を完成させたことで知られる。
また藤市郎は1895年の帝国大学時代に日本で最も古い「内燃機関」に関する論文である『Petroleum Engine』も著している。
また、年子と肝胆相照らす仲であった弟の橘藤雄は、東京帝国大学工学部を卒業後、原子炉熱工学の道を進み、東京帝国大学付属航空研究所、東京大学生産技術研究所教授、東京大学工学部教授などを歴任した。
4歳の時、生家は全焼し、一家は牛込加賀町へ引っ越した。
ここでは女中を減らし、生活も質素になった。
年子は生後1年ごろから冬になると肺炎を患い、その後も体が弱かったので、外に出ることはあまり許されていなかった。
そのため幼いころは、床の中で考え事をして過ごすことが多かった。
1916年、市ヶ谷尋常 ……

湯浅年子が亡くなってから、44年と294日が経過しました。(16365日)