宮本省三 氏(みやもとしょうぞう)
元プロゴルファー[日本]
2017年 9月4日 死去肝血管肉腫享年78歳
宮本 省三(みやもと しょうぞう、1940年3月1日 - 2017年9月4日)は大阪府出身のプロゴルファー。
弟の宮本康弘もプロゴルファー。
来歴=
茨木カンツリー倶楽部とは目の鼻の先にある茨木市立豊川中学校出身で、弟の康弘、中村通・山本善隆・前田新作・井戸木鴻樹は同校の後輩に当たる。
13歳でゴルフを始めると、中学卒業後は茨木CCで修業し、1961年にプロ入り。
1962年の関西プロで初優勝を飾り、1966年の関西オープンを制する。
茨木CCの先輩である杉原輝雄に「あんな練習の虫は他にいない」と言わしめるほどの練習量で、関西のホープとなり、戦後のプロゴルフ界に黄金時代を築いた「茨木一門」の一人として活躍した。
1962年11月には石井朝夫・小野光一・杉原・林由郎・勝俣功と共に、埼玉県比企郡滑川町に開場した高根カントリー倶楽部の18ホールストロークプレーの記念競技に招待出場。
1967年の日本プロでは3日目を河野高明らと共に5位に付け、最終日は序盤に9アンダー首位で並ぶ橘田規・石井が11アンダーにスコアを伸ばす中、一歩下がった位置で自分のゴルフをしていた宮本のエンジンが8番パー3でかかる。
距離のあるこのホール、ボギーとする選手が多い中、宮本は3番アイアンで2メートルに付けてバーディーを奪う。
続く9番もバーディーとして先頭グループに追いつくと、15番パー5、宮本の2打目はグリーン手前のバンカーに捕まったかに見えたが、うまく転がり出て2オンに成功した。
宮本省三さんが亡くなってから、7年と78日が経ちました。(2635日)