ピーター・トムソン 氏Peter William Thomson
プロゴルファー[オーストラリア]
(全英オープンは優勝5回)
2018年 6月20日 死去パーキンソン病享年90歳
ピーター・トムソン(Peter William Thomson AO CBE、1929年8月23日 - 2018年6月20日)は、オーストラリアのプロゴルファー。
全英オープン選手権を5度制覇したことで知られる。
人物=
トムソンはオーストラリアのブランズウィックで生まれ、13歳でゴルフを開始して、メルボルンのドライな強風と固い地面のゴルフ場で持ち球の低いドローボールに磨きをかけ、英国のリンクスでプレイする上で「特別な能力の補充は必要がなかった」という技量に到達、全英オープンに21歳(1951年)から参戦開始して初戦から6位タイの成績を収め、1954年(第83回大会、ロイヤルバークデール)、1955年(第84回大会、セント・アンドルーズ)、1956年(第85回大会、ロイヤルリバプール)、1958年(第87回大会、ロイヤルリザム&セントアンズ)、および1965年(第94回大会、ロイヤルバークデール)に5度制覇した。
トムソンは、全英オープンを20世紀に連続3年間勝った唯一の人物である(1883年のロバート・ファーガソン以来の3連覇)。
また、1952、1953、1957年は全英オープン2位であり、1950年代の全英オープンでは生涯通算4度全英制覇のボビー・ロックを凌ぐ強さを誇った。
1955年の全英オープン2勝目は、ボビー・ジョーンズが保持していた4日間通算の全英オープンコースレコードに4打優る71-68-70-72の281打での勝利であり、賞金額も大会史上初の4桁1000ポンドであった。
1958年は、デーブ・トーマスとの36ホールのプレイオフを139対143の4打差で制し ……
ピーター・トムソンさんが亡くなってから、6年と154日が経ちました。(2346日)