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二上達也 氏(ふたかみたつや)

将棋棋士[日本]

2016年 11月1日 死去肺炎享年85歳

二上 達也(ふたかみ たつや、1932年(昭和7年)1月2日 - 2016年(平成28年)11月1日)は、将棋棋士。
渡辺東一名誉九段門下で棋士番号は57。
タイトル獲得通算5期。
1990年引退。
1989年から2002年にかけて日本将棋連盟会長を務めた。
加藤治郎・原田泰夫の後任として将棋ペンクラブ名誉会長でもあった。
弟子に羽生善治がいる。
経歴[編集] 生い立ち[編集] 1932年、北海道函館市の網元の家で8人兄弟の末子として生まれた。
1939年に母が亡くなり、京都帝大を卒業した兄は太平洋戦争で北千島に出征した後にシベリア抑留を受けた。
比較的裕福な家庭だったが、戦後の農地改革で土地を失い、インフレにより貯蓄の価値が失われ、父は1946年に病気で亡くなった。
その頃に函館中学(後の北海道函館中部高等学校)へ通っていた二上は友人との将棋に時間を費やすようになり、やがてアマチュア六段の白土誠太郎の将棋会所で指導を受けるようになった。
1949年、17歳のときにアマ名人戦北海道大会で準優勝し、優勝した島田永信と共に北海道代表として東京で開かれたアマ名人戦に参加して二上は2回戦敗退、島田は優勝した。
中央棋界との交流がある白土は日本将棋連盟会長を務めていた渡辺東一に二上を弟子とすることを提案した。
シベリアから復員して函館中学の英語教師をしていた親代わりの兄は反対したが、軍で兄と面識のあった島田の説得もあり1950年に渡辺の内弟子となり上京した。
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二上達也さんが亡くなってから、7年と268日が経ちました。(2825日)