ヴェルネル・フォン・ヘイデンスタムCarl Gustaf Verner von Heidenstam
作家、詩人[スウェーデン]
1940年 5月20日 死去享年82歳
カール・グスタフ・ヴェルネル・フォン・ヘイデンスタム(スウェーデン語:Carl Gustaf Verner von Heidenstam、1859年7月6日 - 1940年5月20日)は、スウェーデン・エレブルー県オルシャマル出身の作家、詩人、小説家。
1912年からはスウェーデン・アカデミーの会員に選出され、1916年にセルマ・ラーゲルレーヴに次いでスウェーデン人二人目となるノーベル文学賞を受賞したとして知られる。
また、ヘイデンスタムが母国スウェーデンを謳った詩『スウェーデン (詩)(スウェーデン語版)』は同国の作曲家ヴィルヘルム・ステーンハンマルが曲をつけてスウェーデンの第二国歌の歌詞として使用されている。
ヘイデンスタムの作品の多くはスウェーデンの人物、生活、伝統などを、時に愛国的な視点から情熱的に描いたものが多く、1888年に著した処女作『巡礼と放浪の歳月(スウェーデン語版)』は南ヨーロッパや近東を旅行をもとに書かれたもので、自然主義文学に対抗して新ロマン主義の旋風を巻き起こした著作として名高い。
生涯=
1859年7月6日、スウェーデン・エレブルー県のオルシャマルに、エンジニアで貴族階級出身だった父グスタフ・フォン・ヘイデンスタムと母マグダレーナ(Magdalena Charlotta Rütterskjöld)のもとに生まれる。
ヘイデンスタムの先祖にはかつてスウェーデン王の侍医を務めていたピーター・フォン・ヘイデンスタムがおり、ヘイデンスタムも代々貴族階級の家系としてヴェッテルン湖付近にあった ……
ヴェルネル・フォン・ヘイデンスタムが亡くなってから、84年と185日が経過しました。(30866日)