アリ・カリフ・ガライド 氏Ali Khalif Galaydh
政治家、元首相[ソマリア]
(2012年に独立宣言をしたソマリア北部の地域「チャツモ国」大統領)
2020年 10月8日 死去享年80歳
アリ・カリフ・ガライド(英語: Ali Khalif Galaydh, ソマリ語: Cali Khalif Galaydh, アラビア語: علي خليف غلير)はソマリア出身の学者、政治家。
大学教員だったが、2000年にソマリア暫定国民政府の首相に指名され、1年余り務めた。
2012年にソマリア連邦議会の議員となり、2014年に非公認国家チャツモ国の大統領となる。
2020年死去。
生涯=
生誕と学業=
ガライドは1941年10月15日、イギリス領ソマリランドのラス・アノドで生まれた。
ソマリランドの町シェイハの中学校、高校で1962年まで学んだ。
1962年にアメリカ合衆国に移住し、1963年から1965年まで、アメリカのボストン大学で学び、政治学の学士となる。
1967年から1969年まで、シラキュース大学のマックスウェル行政大学院で学び、公共経営修士 (M.P.A.) さらに博士号を取得する。
ソマリアでの勤務=
1970年から1976年までソマリア行政研究所(SIPA)に勤務し、1973年には総局長となった。
さらに1974年7月から1976年までソマリア最大の国営砂糖会社、ジョハールシュガーエンタープライズの総支配人を兼務した。
この会社は従業員7000人、面積9000ヘクタールであり、その利益はソマリア国家収入の10%に該当した。
1976年から1980年まで、ガライドはソマリアのジュバ砂糖プロジェクトの事務局長に就任した。
ガライドは英国企業の協力を得て、予定より早く、予算内でプロジェクトを完成させた。
1979年、ガライドは国会議員に任命された。
さ ……
アリ・カリフ・ガライドさんが亡くなってから、4年と44日が経ちました。(1505日)