ウマル・アルテ・ガリブ 氏Umar Arteh Ghalib
政治家、元首相[ソマリア]
2020年 11月18日 死去享年91歳
ウマル・アルテ・ガリブ(英語: Umar Arteh Ghalib or 英語: Omer Carte Qalib, ソマリ語: Cumar Carte Qaalib, アラビア語: عمر عرتي غالب) (1930年生まれ - 2020年11月18日) は、ソマリアの政治家。
ソマリ民主共和国の首相を務めた。
生涯=
初期=
ウマルは1930年にイギリス領ソマリランドで生まれた。
ソマリ族のイサック氏族のハバル・アワル支族出身。
ハルゲイサで中等教育までを受け、シェイクの高校を卒業した。
1940年代後半から、ラス・アノド、ベルベラ、ハルゲイサなどで教鞭を取り、シェイクの副校長を務めた。
1956年にイギリスに渡り、ブリストル大学で学んだ。
1958年に帰国。
帰国後、ガビレイの寄宿制中学校の初代校長となった。
その後、ソマリアは1960年に独立する。
ウマルは、1962年までモスクワのソマリア大使館に勤めた。
1964年には国連ソマリア代表団の参事官を務め、1965年には駐エチオピア大使に任命された。
1968年にソマリアに帰国し、1969年にソマリ青年同盟の党員としてソマリア国民議会の議員に選ばれた。
バーレ政権=
ところがその選挙結果は一部の国民には不満となり、1969年10月15日にソマリア大統領が暗殺され、21日に陸軍少将だったモハメド・シアド・バーレがクーデターで大統領となる。
1969年にウマルは外務大臣となった。
1972年1月にはソマリアが国際連合安全保障理事会で1ヶ月交替の議長国となったため、議長を務めている。
また、1972年のウガン ……
ウマル・アルテ・ガリブさんが亡くなってから、4年と3日が経ちました。(1464日)