国本武春 氏(くにもとたけはる)
浪曲師[日本]
2015年 12月24日 死去急性呼吸不全享年56歳
国本 武春(くにもと たけはる、本名:加藤 武〈かとう たけし〉、1960年11月1日 - 2015年12月24日)は、日本の浪曲師である。
父は天中軒龍月、母は国本晴美(共に浪曲師)。
日本浪曲協会に所属し、生前は同協会副会長を務めた。
人物=
千葉県香取郡下総町(現:成田市)出身。
日本工学院専門学校演劇科卒業。
浪曲師に曲師(三味線)が付くという従来型の浪曲にとどまらず、三味線の弾き語り(伝統的な浪曲では異端である)にギターのフレーズを取り入れた独自の奏法を開発し、ロック、R&B、ブルーグラスなど様々な音楽ジャンルで活動する。
浪曲師として多くのCD・DVDを発表したほか、テレビドラマやバラエティ番組、アニメ番組での声優業など幅広い活動を見せた。
2010年12月、公演中に意識を失って入院する。
リハビリを経て5カ月後に舞台に復帰したが、2015年12月に脳出血で病院に緊急搬送され、同月24日、脳出血による急性呼吸不全のため、東京都江東区の病院で死去した。
55歳没。
戒名は「与願院弦歌武道居士」。
2016年2月3日には浅草ビューホテル・飛翔の間にて、全員参加・ファンも参列できる形式で「国本武春 お別れの会」が執り行われた。
会の主催は日本浪曲協会・木馬亭・武春堂。
生前に「うなりやベベン」名義で出演していたNHK Eテレ『にほんごであそぼ』については「ご本人とご遺族の意向を尊重して『にほんごであそぼ』では、うなりやベベンは生き続けます ……
国本武春さんが亡くなってから、8年と333日が経ちました。(3255日)