谷口けい 氏(たにぐちけい)
登山家[日本]
2015年 12月22日 死去滑落享年44歳
谷口 けい(たにぐち けい、1972年7月14日 - 2015年12月22日)は、日本の女性登山家、アルパインクライマーの第一人者。
自身では“世界の山を巡る旅人”と称していた。
本名、谷口桂。
概要=
和歌山県和歌山市生まれ。
千葉県我孫子市育ち。
アルパインクライマー。
小学校時代に冒険家植村直己の著書と出会い、大人になったら植村の消えたデナリに登りに行こうと決めていた。
10代前半はあまり快活ではなかったが、高校3年でアメリカに留学し、活発な性格が開花する。
親の資金援助を一切受けず明治大学の二部文学部史学地理学科に入学し、昼は働き夜に講義を受ける学生生活を送る。
またサイクルツーリングクラブに所属し、自転車で日本と世界を積極的に旅する。
「女性だからできない」と言われるのがとにかく嫌いで、周囲に無理だと言われた片道306kmを走る自転車ロードレース東京‐糸魚川ファストランに女性として初めて参加をした事もあった。
大学卒業後に広告会社に就職し、しばらくOL生活を送る。
アルバイト時代からの交友関係で山行が増え、技術を高めるべく山岳会(京葉山岳会)に入会する一方、過酷なアドベンチャーレースにも参加するようになる。
広告会社は2年半で退職。
野口健環境学校プログラムファシリテーター、山岳ツアー会社契約ツアーリーダー、日本山岳協会自然保護指導員、東京都山岳連盟遭難対策委員兼救助隊等、教育、野外活動の分野で幅広い経 ……
谷口けいさんが亡くなってから、8年と335日が経ちました。(3257日)