小鷹信光 氏(こだかのぶみつ)
作家、翻訳家[日本]
2015年 12月8日 死去膵臓がん享年80歳
名和 立行名義も使用した。
本名・中島信也。
日本推理作家協会、日本冒険作家クラブ、マルタの鷹協会日本支部、アメリカ探偵作家クラブ、アメリカ私立探偵作家クラブ 各会員。
略歴=
1936年、岐阜県高山市で生まれる。
ただし、両親とも富山生まれで、小鷹の兄と弟も富山で生まれている。
次男の小鷹だけは父が勤務していた銀行の高山支店勤務中に生まれた ものの、2008年に行われた片岡義男との対談 では「家族五人と富山から上京してきて建売住宅に入った」「私の田舎は富山なんだけど、荷物を送ったら空襲で丸焼けになった」などと語っており、出身は富山という認識だったことがうかがえる。
1957年、早稲田大学第一文学部英文科入学。
ワセダミステリクラブに所属し、在学中から評論活動を開始する。
中世英文学を専門とする三浦修教授のゼミに所属していたが、卒業論文は現代アメリカの非行少年小説をテーマにしたもので、ワセダミステリクラブの会誌『フェニックス』に連載していた評論をまとめたものを提出して、なんとか及第点をもらったという。
1961年、医学書院に入社。
編集者として勤務する傍ら、雑誌『マンハント』にコラムや翻訳を寄稿するようになる。
また、パロディ創作集団「パロディ・ギャング」を水野良太郎、広瀬正、伊藤典夫、豊田有恒、片岡義男、しとう・きねおらと結成して活動する。
1967年、独立。
以後、多くの海外ハードボイルド作品を日 ……
小鷹信光さんが亡くなってから、8年と349日が経ちました。(3271日)