ドナルド・E・ウェストレイク 氏Donald Edwin Westlake
作家[アメリカ]
2008年 12月31日 死去享年76歳
ドナルド・エドウィン・ウェストレイク(or ウエストレイク、ウェストレーク、Donald Edwin Westlake 1933年7月12日 ブルックリン区 - 2008年12月31日)は、アメリカ合衆国の小説家。
人物=
多作家でその著書は100冊を越える。
犯罪小説、時にはSFに脱線することもあるケイパー・ストーリーの名手である。
エドガー賞を3度受賞したのはウェストレイクとジョー・ゴアズだけで、しかも、3度とも違う部門で受賞した(1968年は『我輩はカモである』で最優秀長編小説賞、1990年は『悪党どもが多すぎる』で最優秀短編賞、1991年は『グリフターズ/詐欺師たち』で最優秀映画脚本賞)。
1993年にはアメリカ探偵作家クラブ 巨匠賞も受賞した。
「Xero」といったSF雑誌にも時折寄稿している。
経歴=
ニューヨーク市・ブルックリンに生まれ、まだ幼い頃にオールバニー市に移り住み、そこで育つ。
チャンプレイン・カレッジとビンガムトンのハーパー・カレッジに入学するが中退。
大学時代には学内新聞の編集長をしたこともある。
2年間アメリカ空軍に志願しドイツで働くが、その時の経験は後の小説に反映された(たとえば、ジョン・ドートマンダーや『361 復讐する男』の主人公は元・軍人である)。
除隊後に巡業の劇団に入り地方を回ったり、文芸関係の機関で働きながら推理小説を書き始める。
妻はノンフィクション作家のアビゲイル・ウェストレイク(別名アビー・アダムス・ウェストレイク、またはアビー ……
ドナルド・E・ウェストレイクさんが亡くなってから、15年と325日が経ちました。(5804日)