大庭忠男 氏(おおばただお)
翻訳家[日本]
2012年 12月26日 死去享年97歳
大庭 忠男(おおば ただお、1916年6月24日 -2012年12月26日 )は、日本の翻訳家。
経歴=
佐賀県三養基郡北茂安町(現みやき町)生まれ。
日本大学高等師範部英語科卒業。
極東国際軍事裁判国際検察部翻訳顧問、米国映画字幕翻訳、米国ニュース日本語版監修、英米推理小説翻訳などを行う。
エラリー・クイーン、シドニィ・シェルダン、コリン・デクスターなどを多く翻訳。
1999年唯一の著書で、ポツダム宣言受諾後も戦争が続いた件について記した。
著書=
『戦後、戦死者五万人のなぞをとく 1945.8.15』(本の泉社) 1999
翻訳=
『殺人百科』(コリン・ウイルソン, P・ピットマン、弥生書房) 1963
『ビッグ・ドリンク コカ・コーラ式商法』(E・J・カーン・ジュニア、至誠堂新書) 1965
『白尾ウサギは死んだ』(ジョン・ボール、早川書房) 1967、のち文庫
『アンバー・ナイン』(ジョン・ガードナー、早川書房、世界ミステリシリーズ)1967
『絞殺 ボストンを襲った狂気』(ジェロルド・フランク、早川書房) 1968、のち文庫
『夜の戦いの旅』(ウインストン・グレアム、早川書房、世界ミステリシリーズ)1968
『憲兵トロットの汚名』(ディヴィッド・イーリィ、早川書房) 1968、のち文庫
『マフィアの誕生 掟と復讐』(ノーマン・ルイス、早川書房、ハヤカワ・ノンフィクション)1972
『蝋のりんご 刑事くずれ』(タッカー・コウ、早川書房、世界ミステリシリーズ)1973
『妖術師の島』(A・H・Z・カー、早川書 ……
大庭忠男さんが亡くなってから、11年と330日が経ちました。(4348日)