ジョン・カサヴェテス 氏John Cassavetes
映画監督[アメリカ]
1989年 2月3日 死去肝硬変享年61歳
ジョン・カサヴェテス(John Cassavetes, 1929年12月9日 - 1989年2月3日)は、アメリカ合衆国、ニューヨーク市出身の映画監督・俳優である。
ジョン・カサベテスの表記もある。
来歴=
両親はギリシャ移民。
高校在学中に演技に興味を抱き、卒業後アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに入り、1954年に映画俳優としてデビューする。
1956年にドン・シーゲル監督の映画『暴力の季節』に出演し、ハリウッドの注目を集める。
その頃に知人と演劇のワークショップを開設し、そこでの即興演技の実験的延長として監督処女作『アメリカの影』(1959年)を製作する。
俳優としてはハリウッドにおいて数多くの名作に出演しており、『ローズマリーの赤ちゃん』、『明日よさらば』等で印象的な演技を残している。
『特攻大作戦』ではアカデミー助演男優賞にノミネートされた。
これらの俳優業の多くは、映画制作の資金を稼ぐためのものであったとも言われる。
1968年に、抵当に入れた自宅を舞台にインディペンデント映画『フェイシズ』を製作した。
現場における即興演出を旨とし、スタッフは無償奉仕、自らも稼いだ資金はすべて撮影につぎ込んだ。
この作品はヴェネツィア国際映画祭で主演のジョン・マーレイに男優賞をもたらし、第41回アカデミー賞では、自身の脚本賞を含む3部門ノミネートを果たし、インディペンデント映画というジャンルの確立に成功。
1974年に公開された『 ……
ジョン・カサヴェテスさんが亡くなってから、35年と291日が経ちました。(13075日)