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和田芳恵(わだよしえ)

作家[日本]

1977年 10月5日 死去享年72歳

和田芳恵 - ウィキペディアより引用

和田 芳恵(わだ よしえ、1906年4月6日 - 1977年10月5日 男性)は、日本の小説家・文芸評論家。
編集者の傍ら樋口一葉研究に没頭。
多くの伝記・研究をまとめた。
私小説作家としても知られ、晩年には老人の性愛を描いた短編で注目された。
来歴・人物[編集] 北海道山越郡長万部町出身。
北海中学(現北海高等学校)、中央大学法学部独法学科卒業。
新潮社勤務のかたわら同人誌に小説を執筆。
樋口一葉研究を行い、第二次世界大戦中に『樋口一葉研究』(1942年)などを刊行した。
戦後は大地書房に勤務、小説雑誌『日本小説』を創刊(「中間小説」を創始したと評される)。
日本小説社を興して同誌の刊行を続けるが、経営に失敗し多額の負債を抱え、1949年から1952年まで失踪。
1953年より塩田良平と『一葉全集』を共編。
1956年『婦人朝日』に名作モデル探訪を連載し、田山花袋の小説「蒲団」のモデル岡田美知代から最後の談話をとった。
書き下ろしで刊行した『一葉の日記』(1956年)で、1957年日本芸術院賞を受賞。
小説『塵の中』で1963年下半期の直木賞を受賞。
1975年『接木の台』で読売文学賞、1977年『暗い流れ』で日本文学大賞、1978年「雪女」で川端康成文学賞受賞。
また『筑摩書房の三十年』(非売品、1970年)を執筆担当した。
同書は、2011年に『筑摩書房の三十年 1940-1970』として筑摩選書から再刊された。
1966年より土浦短期大学教授として日本文学を ……

関連作品

和田芳恵が亡くなってから、46年と295日が経過しました。(17097日)