西川長夫 氏(にしかわながお)
立命館大学名誉教授・比較文化論・文学・思想史[日本]
2013年 10月28日 死去胆管がん享年80歳
西川 長夫(にしかわ ながお、1934年5月1日 - 2013年10月28日)は、フランス文学者。
立命館大学名誉教授。
専門は、比較文化論、フランス研究、アルチュセール、カール・マルクスなど。
近年の国民国家論および国民国家批判の学問的潮流を作った。
略歴=
1934年 朝鮮・平安北道江界郡(現:江界市)生まれ。
1960年 京都大学文学部フランス語フランス文学科卒業、同大学大学院文学研究科進学
1962年 同修士課程修了(文学修士)。
同博士課程進学
1965年 京都大学文学研究科博士課程単位取得退学
1967年-1969年 パリ大学文学部(ソルボンヌ)博士課程に留学。
1969年 立命館大学文学部助教授
1974年 同大学文学部教授
1975年 同大学休職、パリ第3大学東洋語東洋文化研究所講師
1977年 立命館大学文学部教授(復職、2007年まで)
1983年 モントリオール大学客員教授(1985年まで)
1988年 同大学国際関係学部教授(組織変更)
1991年 文学博士(立命館大学、学位請求論文『フランスの近代とボナパルティズム』)
2000年 同大学院先端総合学術研究科教授
2013年10月28日 胆管癌のため京都市左京区の自宅で死去。
著作=
単著=
『ミラノの人スタンダール』(小学館創造選書 1981年)
『スタンダールの遺書』(白水社 1981年)
『フランスの近代とボナパルティズム』(岩波書店 1984年)
『日本の戦後小説―廃墟の光』(岩波書店 1988年)
『国境の越え方―比較文化論序説』(筑摩書房 1992年/平凡社ライブラリー 2001年)
『地球時 ……
西川長夫さんが亡くなってから、11年と40日が経ちました。(4058日)